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多摩住設コラム

トイレをリフォームするなら
知っておくべき事柄

古くなったトイレは何かと不便ですから、思い切ってリフォームを検討される方も多いと思います。
トイレをリフォームする際には、「費用」「工事期間」など、さまざまなことが気にかかります。
これらについて正しい知識がないと、失敗したり、後悔することになったりするリスクがあります。

本記事では、費用相場をはじめトイレをリフォームするなら知っておくべき事柄を解説します。

    コラムの目次

  1. 1. トイレリフォームの費用相場
  2. 1-1. トイレのリフォームにはいくらかかる?
  3. 1-2. トイレのリフォーム費用が高くなる要因
  4. 2. トイレリフォームの工事期間
  5. 2-1. 一般的なトイレリフォームにかかる工事期間の目安
  6. 2-2. トイレリフォームの工事期間が長引く要因
  7. 3. トイレリフォームの価格別の施工事例
  8. 3-1. 10万円台の施工事例
  9. 3-2. 20万円台の施工事例
  10. 3-3. 30万円台の施工事例
  11. 3-4. 40万円台の施工事例
  12. 3-5. 50万円台の施工事例
  13. 4. トイレリフォームのオプション工事の内容と費用相場
  14. 4-1. 温水洗浄便座
  15. 4-2. 手すり取り付け
  16. 4-3. センサーライト取り付け
  17. 4-4. ドア交換
  18. 4-5. 収納キャビネット設置
  19. 4-6. タオルホルダー取り付け
  20. 4-7. オプションの付けすぎは予算を圧迫する
  21. 5. 人気のトイレメーカー
  22. 5-1. TOTO
  23. 5-2. LIXIL
  24. 5-3. パナソニック
  25. 5-4. タカラスタンダード
  26. 5-5. ジャニス工業
  27. 6. トイレのリフォームで留意しておくべきこと
  28. 6-1. 工事中のトイレに関すること
  29. 6-2. 和式トイレからリフォームする際の注意点
  30. 6-3. トイレのリフォームで補助金や減税制度は使えるの?
  31. 6-4. 業者によって得手不得手がある
  32. 7. トイレリフォームに失敗しないためのポイント
  33. 7-1. 将来を考えてリフォームする
  34. 7-2. 予算とリフォームの範囲を決める
  35. 7-3. 要望をしっかり伝える
  36. 7-4. コンセントの有無を確認する
  37. 7-5. 床材に問題がないか確認する
  38. 8. 【まとめ】しっかり検討して失敗しないトイレリフォームを実現しよう

トイレリフォームの費用相場

費用

トイレのリフォームを行うのに、なんといっても一番気になることは工事費用だと思います。

そこで、トイレリフォームの工事費用の平均的な相場について解説します。

トイレのリフォームにはいくらかかる?

トイレのリフォームではさまざまな工事を行うケースがありますが、多くの場合は10万円~30万円台の工事費用が相場です。

後のほうで、私たち多摩住設の施工事例をご覧いただきますが、多いのはおおよそ10万円台、20万円台、30万円台の施工事例です。

もちろん施工内容によっては40万円以上の工事費用になるリフォームもありますが、工事費用は事前に見積りで提示しますから、まずはリフォーム業者に相談して見積もりをもらい、自分が希望している工事にはどのくらいの費用がかかるのかということを握してください。

もし予想していた金額より見積価格が高い場合は、業者と工事の内容について話し合い、予算内で収まる工事に変更するか、あくまでも当初の希望通りのトイレリフォームを予算オーバーでも進めるか、という2択になります。

いずれにしても、トイレリフォームにかかる費用は決して安いものではないので、十分な満足度を得るためには入念にプランを立てることが重要です。

「見積りが安かったから」「提示してくれたプランが気に入ったから」といったことで安易にトイレリフォームを依頼する業者を決めてしまうのではなく、予算と相談しつつ、できるだけ希望している通りのトイレリフォームを実現できるよう、入念に話し合うことをお勧めします。

トイレのリフォーム費用が高くなる要因

費用が高くなる

トイレリフォームの工事費用が高くなる要因としては以下のようなものがあります。

材料費が高い

1つ目の要因は「材料費が高い」ことです。

トイレリフォームの工事費用には、大きく「材料費」「人件費」「諸費用」の3つの費用が含まれます。

このうち材料費には、交換する便器の購入費用が含まれています。

このため、トイレをリフォームするための交換用便器が高くなるほど、リフォーム工事費用全体も高くなるわけです。

便器には「組み合わせトイレ」「一体型トイレ」「タンクレストイレ」といった種類がありますが、一般的には組み合わせトイレが最も安く、タンクレストイレが最も高くなります。

便器の種類以外でも、温水洗浄便座など特殊な機能が備わっている便座を採用すると、その分だけ高くなることが多いでしょう。

これらの高額な便器(材料)を使用するトイレリフォームでは、材料費が高い分だけ工事費用総額が高くなりますので、予算をオーバーしている場合は、材料(便器)のランクを下げることを検討しましょう。

工事内容が難しい

2つ目の要因は「工事内容が難しい」ことです。

上にも書いたようにトイレリフォームの工事費用には「人件費」が含まれています。

業者の人件費は、工事内容によって大きく左右されます。

たとえば「水道管の配置を変える」という作業を行わなければならないリフォーム工事は、その作業が不要な工事よりも作業量が多くなります。

ほかにも「和式便器から洋式に変更する」という工事は、和式便器特有の段差を解消する作業なども必要になるため、その分だけ人件費が膨らみやすいでしょう。

このように、作業量が多かったり時間のかかったりする作業をしなければならないトイレリフォーム工事は、その分だけ人件費が膨らんで工事費用総額が高くなります。

内装工事も行う

3つ目の要因は「内装工事も行う」ことです。

トイレリフォーム工事のメインとなる作業は「便器の交換」ですが、リフォーム工事としては、そのほかにも壁紙や床材を取り換えたり、トイレ内に棚を設置したりといった内装工事を行う場合があります。

内装工事を行えばトイレのイメージをがらりと変えることがなりますから、満足度も大きく上がるでしょう。

しかし、その分だけ作業量が増えますから、内装工事のある・なしによって工事費用には数万円の差が出ます。

便器を取り換えるだけではトイレをリフォームした実感が湧かないというお客様も多いので、そのあたりは予算と相談しつつ、可能な部分はDIYで対応したりすることも検討して、リフォームプランを立てるようにしましょう。

プロの一言アドバイス

中には、トイレリフォームの工事費用が100万円を超えるような施工事例もありますが、それはかなりレアなケースと言えますので、おおむね「30万あればある程度の希望をかなえることができる」と考えていいでしょう。

トイレリフォームの工事期間

期間

トイレリフォームの工事には、ある程度の時間がかかります。

トイレを工事するということは、その間は自宅のトイレが使えなくなるということですから(トイレが複数ある家を除いてですが)、どれくらいの期間工事がかかるのかを把握しておかなければなりません。

そこで、トイレリフォームの工事期間について解説します。

一般的なトイレリフォームにかかる工事期間の目安

一般的なトイレリフォームの工事は、早ければ半日で完了しますが、長引いて1週間ほどかかるケースも珍しくありません。

半日と1週間ではかなり違う、と思われるかもしれませんが、トイレリフォームの工事の特性上、どうしてもこうした幅をもった説明になります。

もし1週間も自宅のトイレが使えなくなってしまったら、その間のトイレはどうすればいいのかと不安になる方も多いと思いますが、そのような場合には、たいていの工事業者が「仮設トイレ」を用意してくれるはずなので、心配は要りません。

イベント会場などに設置してある電話ボックスくらいの大きさのトイレをご覧になったことがある人も多いと思います。あれが仮設トイレです。

工事期間がどれくらい長いと仮設トイレを用意してくれるのか、ということは業者によってさまざまです。

工事期間が1日以上かかる場合は仮設トイレを設置してくれる業者が多いと思いますが、すべての業者がそうとは限りません。

トイレリフォームの工事にどのくらいの期間かかるのかということは、業者と話し合う中でわかりますので、長期間トイレが使えないことが判明した時点で、仮設トイレを用意してくれるかどうかを忘れずに業者に確認しておきましょう。

トイレリフォームの工事期間が長引く要因

トイレリフォームの工事期間が長引くのにも要因があり、これはリフォーム工事の内容によります。

たとえば洋式便器から洋式便器に交換するだけのリフォーム工事なら、数時間から半日、長くてもその日のうちには完了します。

これに対して、和式便器から洋式便器に交換する場合は、段差の解消工事や、配管の移設工事などが発生することがあり、それも含めると2~3日ほどかかることになります。

最も工事期間が長引きやすいトイレリフォーム工事は、トイレを新設したり、トイレを移設したりする工事です。

そのような工事の場合には、長ければ1週間以上かかることもあるでしょう。

このように、トイレリフォームの工事にかかる期間は、どのようなリフォーム作業を実施するかということによって変わるのです。

プロの一言アドバイス

同じような工事内容でも、現状のトイレがどうなっているかということで作業時間は変わります。
たとえば、トイレ内にコンセントがあれば、温水洗浄便座の取り付け工事自体は数時間で完了しますが、コンセントがない場合は配電工事を行わなければなりませんので、その分だけ多くの時間がかかります。

トイレリフォームの価格別の施工事例

トイレリフォーム

前項で業者の工事費用の相場を説明しましたが、より正確に工事費用を知りたいなら、「施工事例」を確認してみましょう。

リフォーム業者は自社ホームページに施工事例を掲載していることが多いので、希望している工事内容と同じような施工事例でいくらかかったかを見れば、自分の工事にかかる概算費用を把握できるでしょう。

私たち多摩住設も、私たちが手掛けてきたトイレリフォームの施工事例をホームページ上に掲載しています。
※詳しくはこちらのページ(https://tama-jyu.com/works_list.html)をご覧ください。

ここでは、その中から価格帯別に工事の内容を紹介しましょう。

10万円台の施工事例

まずは、10万円台の施工事例について紹介します。

10万円台の施行事例①

トイレリフォームの施行事例

既設トイレ:TOTO洋式トイレ 床排水フランジタイプ
施工箇所:トイレリフォーム=トイレ機器交換・床排水フランジ交換・床クッションフロア張替(東リCF9596)
建物タイプ:戸建
設置トイレ:TOTOピュアレストQR手洗付(リモデル)+TOTOウォシュレット
型番:CS232BM+SH233BA+TCF2223E
カラー:パステルアイボリー(SC1)
費用:141,400円

10万円台の施行事例②

トイレリフォームの施行事例

既設トイレ:LIXILサティス 床排水200mm
施工箇所:トイレリフォーム=トイレ機器交換
建物タイプ:会社事務所1階
設置トイレ:LIXIL アメージュ 手洗なし+LIXILシャワートイレ
型番:BC-Z30S+DT-Z350+CWH42
カラー:ピュアホワイト(BW1)
費用:115,000円

10万円台の施行事例③

トイレリフォームの施行事例

既設トイレ:TOTO洋式トイレ 床排水200mm
施工箇所:トイレリフォーム=トイレ機器交換・床クッションフロア張替(サンゲツHM16021)
建物タイプ:戸建
設置トイレ:TOTOピュアレストQR手洗付+TOTOアプリコットF1
型番:CS232B+SH233BA+TCF4713
カラー:ホワイト(NW1)
費用:168,300円

20万円台の施工事例

次に、20万円台の施工事例について紹介します。

20万円台の施行事例①

トイレリフォームの施行事例

既設トイレ:INAX洋式トイレ
施工箇所:トイレリフォーム=トイレ機器交換・床クッションフロア張替(東リ CF9567)・ソフト巾木交換
建物タイプ:マンション
設置トイレ:TOTOネオレストRS2
型番:CES9520F
カラー:ホワイト(NW1)
費用:286,600円

20万円台の施行事例②

トイレリフォームの施行事例

既設トイレ:INAX 一体型便器
施工箇所:トイレリフォーム=トイレ機器交換
建物タイプ:戸建
設置トイレ:TOTOピュアレストEX 手洗なし+TOTOアプリコットF1A
型番:CS400B+SH400BA+TCF4713AKR
カラー:パステルアイボリー SC1
費用:217,000円

20万円台の施行事例③

トイレリフォームの施行事例

既設トイレ:TOTO洋式トイレ 壁排水155mm(右曲がり)
施工箇所:トイレリフォーム=トイレ機器交換・天井壁クロス張替え・床クッションフロア張替え・ソフト巾木交換
建物タイプ:マンション
設置トイレ:TOTO GG3-800(手洗付き)
型番:CES9335PXR
カラー:ホワイト(NW1)
費用:254,900円

30万円台の施工事例

次に、30万円台の施工事例について紹介します。

30万円台の施行事例①

トイレリフォームの施行事例

既設トイレ:TOTO洋式トイレ 床排水200mm
施工箇所:トイレリフォーム=トイレ機器交換・天井壁クロス張替(サンゲツSP2809)・床クッションフロア張替(CF9579)
建物タイプ:戸建
設置トイレ:(1階)PanasonicアラウーノS160+アラウーノ専用手洗カウンタータイプ・(2階)TOTOウォシュレット交換
型番:XCH1601WS+XCH1ENHL・(2階)TOTO TCF2223E
カラー:ホワイト
1階2階合計費用:346,800円

30万円台の施行事例②

トイレリフォームの施行事例

既設トイレ:INAX洋式トイレ(BC-120SU) 床排水200mm
施工箇所:トイレリフォーム=トイレ機器交換・作り付け棚撤去・天井壁クロス張替(サンゲツSP2801)+床クッションフロア張替(東リCF9568)・ソフト巾木交換・ペーパーホルダ交換(YH903)
建物タイプ:マンション
設置トイレ:TOTOネオレストAS1
型番:CES9710F
カラー:ホワイト(NW1)
費用:358,200円

30万円台の施行事例③

トイレリフォームの施行事例

既設トイレ:TOTO洋式トイレ(CS340B) 床排水200mm
施工箇所:トイレリフォーム=トイレ機器交換・壁クロス張替・床フロアタイル張り(東リ マチコV MV46-77)
建物タイプ:戸建
設置トイレ:TOTOネオレストRS2
型番:CES9520F
カラー:ホワイト(NW1)
費用:331,300円

40万円台の施工事例

次に、40万円台の施工事例について紹介します。

40万円台の施行事例①

トイレリフォームの施行事例

既設トイレ:TOTO一体型便器 床排水200mm
施工箇所:トイレリフォーム(1階2階共通)=トイレ機器交換×2・壁クロス・床クッションフロア張替(下地パテ)・手摺取付・ペーパーホルダ・タオルリング設置
建物タイプ:戸建
設置トイレ:TOTOピュアレストQR手洗付×2・TOTOウォシュレット(瞬間式・リモコンオート洗浄タイプ)×2
型番:CS232B+SH233BA+TCF8GM24+TCA320 各2台
カラー:ホワイト(NW1)
1階2階合計費用:400,000円

40万円台の施行事例②

トイレリフォームの施行事例

既設トイレ:TOTO洋式トイレ
施工箇所:トイレリフォーム(1階2階)施工共通=TOTOGG1(手洗なし)×2・天井壁クロス張替+床クッションフロア張替×2 2階手洗機器交換
建物タイプ:戸建
設置トイレ:TOTO CES9415×2(1階2階)・TOTO LSK870BSR×1(2階)
カラー:ホワイト(NW1)
1階2階合計費用:488,000円

40万円台の施行事例③

トイレリフォームの施行事例

既設トイレ:TOTO 洋式トイレ 床排水芯200mm
施工箇所:1階2階トイレリフォーム・トイレ機器交換
建物タイプ:戸建
設置トイレ:LIXIL プレアスHS CH6A
型番:YBC-CH186A+YBC-CH10S
カラー:ピュアホワイト(BW1)
1階2階合計費用:412,000円

50万円以上の施工事例

最後に、50万円台の施工事例について紹介します。

50万円台の施行事例①

トイレリフォームの施行事例

既設トイレ:TOTO 洋式トイレ 床排水200mm
施工箇所:トイレリフォーム=トイレ機器交換・コンセント移設・既設埋込収納棚撤去・壁復旧工事・天井壁クロス張替(サンゲツSP2806)・床クッションフロア張替(東リCF9578)
建物タイプ:戸建
設置トイレ:TOTOネオレストRS3 手洗付キャビネットカウンター(ワンデーリモデル)
型番:UWNGUA1BA12NNNNAJ
カラー:(便器)ホワイト・(扉カウンター)ホワイトウッド)
費用:560,000円

50万円台の施行事例②

トイレリフォームの施行事例

既設トイレ:INAX一体型便器 床排水200mm
施工箇所:トイレリフォーム=トイレ機器交換・埋込収納棚撤去処分・壁復旧造作・壁クロス張替(サンゲツSP2817)・床クッションフロア張替(サンゲツHM-16096)・床見切設置)
建物タイプ:戸建
設置トイレ:TOTOレストパルL型Sタイプ(自動水栓・電気温水器付)
型番:UWCBA1RFD8NNN1BCA
カラー:(便器)ホワイト・(カウンターキャビネット)ダルブラウン
費用:534,000円

50万円台の施行事例③

トイレリフォームの施行事例

既設トイレ:オリジナルメーカー製便器ユニット
施工箇所:トイレリフォーム=トイレ機器交換・不要配管埋設・天井壁クロス張替+床クッションフロア張替・棚付ペーパーホルダ・床見切り・洗面台交
建物タイプ:戸建
設置トイレ:TOTOレストパル(壁排水)・洗面台LIXILピアラ
型番:UWCDE1NFNNNNN1HLA(レストパル)
カラー:便器ホワイト 扉ライトウッド
費用:530,000円

プロの一言アドバイス

弊社のホームページでは、工事のビフォーアフターの写真付きで施工事例を掲載していますので、よりイメージしやすいと思います。
ぜひ、気になる施工事例をチェックしてみてください。

トイレリフォームのオプション工事の内容と費用相場

料金

トイレリフォーム工事のメインとなるのは、先ほども書いたようい「便器の交換」ですが、それ以外にも「オプション」としてさまざまなリフォーム工事を請け負っている業者があります。

具体的にどんなトイレリフォーム工事のオプションがあるのか、それぞれの費用相場について解説します。

温水洗浄便座

温水洗浄便座とは「シャワートイレ」「ウォシュレット」などの商品名で知られている便座です。

今トイレに設置されている便座が普通のものなら、それを温水洗浄機能付きのものに交換するだけで、トイレの利便性を大きく向上させることができるでしょう。

中には、もう温水洗浄便座に慣れてしまったので、それがないトイレでは用を足せないというお客様もいます。

温水洗浄便座は、便座購入費用と取り付け費用の合計でおおむね5万円~10万円かかります。

取り付け工事そのものは数時間で完了しますが、トイレ内にコンセントがないとコンセント増設工事を行わなければならなくなるので、費用・期間ともにさらに増えることになります。

手すり取り付け

足腰を悪くしている方がトイレを使用する際には、座ったり立ち上がったりする際に手すりがあると便利です。

介護中の家族がいるためにトイレをバリアフリーしたい、ということからリフォームを決意される方も多いと思いますが、そのような場合には手すりの取り付けは必須です。

現時点では家族全員が健康だとしても、誰でも歳をとりますから、将来的には自宅での介護なども想定して、あらかじめ取り付けておいても損はないでしょう。

どのような手すりを設置するかということにもよりますが、工事費用はおおむね2万円~15万円ほどかかり、工事期間は長くても半日あれば完了するでしょう。

センサーライト取り付け

センサーライトとは、人感センサー照明などとも呼ばれるもので、人間の接近を感知して自動的に点灯する照明のことです。

トイレに入ると自動的に照明が点きますので、スイッチに触れる必要がなく衛生的で、感染症が流行している昨今では魅力的に感じる人も多いようです。

また、人を感知しなければ勝手に照明が消えるため、電気の消し忘れによる余計な電気代も防げます。

取り付け工事には、本体価格とあわせて1万円~15000円ほどかかります。

ドア交換

トイレのドアは、トイレの機能とはあまり関係ありませんが、廊下側からも見えるものですから、交換して印象を変えることはトイレリフォームの満足度を高めてくれる要因になります。

ただ、現在のトイレドアが特注品の場合には、既成のドアやドア枠を取り付けられない可能性もありますので、注意が必要です。

シンプルなドアに取り換えるだけなら4万円~6万円ほどで済みますが、機能面や装飾面を備えたハイグレードなドアを取り付ける場合には13万円~18万円ほどがかかります。

収納キャビネット設置

トイレ内に収納キャビネットを設置すると、トイレットペーパーや掃除用具などをしまうことができ、メンテナンスの利便性が向上します。

キャビネットの上にインテリアや時計などを置いたりすることもでき、トイレリフォームがより楽しくなるでしょう。

キャビネットの価格は製品によって違いますが、シンプルな壁設置タイプであれば3万円、トイレットペーパーホルダーとセットになっているものだと5万円、トイレと一体化しているものの場合は施工価格を含めて24万円が相場となります。

タオルホルダー取り付け

タオルホルダーを取り付ければ、トイレ内で洗った手をすぐにタオルで拭くことができます。

難しい工事ではありませんので、DIYで済ませる方も多いと思います。

値段はデザインやブランドによって異なり、500円ほどのものから15,000円程度とものなど、かなり幅があります。

オプションの付けすぎは予算を圧迫する

上記のように、さまざまなオプションを付けることでトイレをより美しく、快適な場所にすることができ、利便性も大きく向上させることができます。

トイレリフォームを決意されたら、単に便器を交換するだけでなく、上記のような内装についてもこだわってみてはいかがでしょうか。

ただ、オプションを付けすぎるとリフォーム工事費用が高くなってしまいますので、予算をオーバーしたら、オプションに優先順位をつけて絞り込んでいけば、費用に見合った満足度を得ることができるでしょう。

プロの一言アドバイス

オプションでなんらかの設備を設置する場合は、その設備のためのスペースを確保する必要があることを忘れないでください。
たとえばタンクレストイレは奥行きが短いのでスペースに余裕を作れます。

人気のトイレメーカー

色々なトイレ

トイレはメーカーごと、製品ごとにオリジナルの特徴や強みがあります。

そこで、人気のトイレメーカー5社の特徴について解説します。

TOTO

TOTOは日本屈指のトイレメーカーとして国内トップクラスのシェアを誇ります。温水洗浄便座の代名詞としても知られている「ウォシュレット」もTOTOの製品です。

「ネオレスト」「GG」などの製品がありますが、TOTOのトイレの特徴は、陶器の質感を生かしたデザイン性に加え、さまざまな機能を持ちながらコストパフォーマンスにも優れているということです。

水に含まれる塩化物イオンを電気分解して作る次亜塩素酸を含んだ「きれい除菌水」、「セフィオンテクト」加工、「トルネード洗浄」といった技術によって、「汚れにくいトイレ」を実現しています。お手入れの手間を軽減したい場合には魅力的です。

LIXIL

LIXILのトイレの特徴は、空間づくりを意識したデザイン性に加えて、お手入れの手間を削減する多彩な機能を持ち合わせていることです。

おもてなしのトイレをコンセプトとしており、スタイリッシュなフォルムにより暮らしに合わせたトイレ空間を演出してくれるでしょう。

「サティス」「プレアス」「アメージュ」などの製品があり、TOTO製品のような陶器のトイレでは実現できなかった、4つの汚れを落とす「アクアセラミック」を採用し、「パワーストリーム洗浄」などの洗浄機能が充実しています。

さらに、「ブラズマクラスターイオン」がトイレの臭いの原因になる菌を除菌してくれるため、臭いが少なく快適で、心地よいトイレを実現しています。

パナソニック

パナソニックは大手電機メーカーとして有名ですが、トイレやキッチン、バスルームなどの住宅設備機器にも力を入れています。

トイレにおいては機能性に優れた「アラウーノ」シリーズを展開しており、L150とS160シリーズに搭載されている「激落ちバブル」によってトイレを流すたびに泡と水流によって汚れを落とすことが可能です。

また、有機ガラス系素材の「スゴピカ素材」を採用しており、ぬめりや黒ずみの原因になる水アカが付きにくいモデルが多くみられるため、掃除などのお手入れの手間を最小限に抑えることができます。

タカラスタンダード

タカラスタンダードは総合住宅設備機器メーカーで、お手入れに手間がかからない清潔な状態を保ちやすい「ホーロー」素材を使用したトイレ製品を多く取り扱っています。

トイレでは「ティモ二」シリーズを主に展開し、便器のフロント部に指でつまめるほど薄い形状の「フロントスリム」を採用したお手入れしやすいのが特徴のトイレです。

ティモニUシリーズはタンク式トイレとしてはコンパクトなので、小さな住宅でのトイレリフォームにも適しています。

ジャニス工業

ジャニス工業は衛生陶器や便座などのトイレルーム商品や、洗面化粧台などの洗面ルーム商品を製造販売している企業です。

実用性にこだわったタンク付きのスタンダードモデルから、スタイリッシュなタンクレストイレまで、豊富なラインナップが用意されています。

節水に役立つさまざまな機能が搭載されており、便器側面からの水流で便器内を洗浄する「サイクロン洗浄」や、水量調節機能である「スマートセレクト」など、水道代を節約するために役立つ機能を採用している商品が多くみられるのが特徴です。

プロの一言アドバイス

メーカーによってこだわりや強みなどは異なります。
気になる機能があるトイレを販売しているメーカーがあったら、それに交換した場合の見積もりをもらってみましょう。

トイレのリフォームで留意しておくべきこと

注意

トイレリフォームの工事は、場合によっては大掛かりなものになることがあります。

工事中に余計なトラブルを起こさないためにも、トイレリフォーム工事で留意しておくべきことについて解説します。

工事中のトイレに関すること

本記事前半にも書きましたが、工事はトイレを使うことができなくなうので、トイレに行きたくなったときのことをあらかじめ決めておく必要があります。

工事期間が1日以上になる場合は業者が仮設トイレを手配してくれるのが一般的ですが、業者によって対応が異なるため、事前に仮設トイレの有無を確認しておき、業者が手配してくれない場合はご自身で手配しなければならないかもしれません。

工事にそれほど長い時間がかからない場合は、コンビニや食品スーパーなど「近くの商業施設のトイレを借りる」ことも検討しましょう。従業員用のトイレしかない施設もありますので、これも事前に利用可能であることを確認するようにしてください。

小さなお子さんや高齢者のご家族がいる場合は、近所とはいえ商業施設までトイレを仮に区のは大変ですので、その場合は「ポータブルトイレ」をいくつか用意することをおすすめします。

ご家族でしっかり話し合って、トイレに行けないという非常事態に対処しましょう。

和式トイレからリフォームする際の注意点

トイレリフォームの中でも、「和式から洋式にリフォームする」という工事で、もともとの和式トイレが水洗式ではなく「汲み取り式」の場合は、工事費用がより高額になります。

また、何度も書いていますが、「段差の有無」も大きなポイントです。

和式トイレは「床の上に設置されているタイプ」と「床より20cmほど高い段の上に設置されているタイプ」があります。

段差がないトイレの場合だと、和式トイレを撤去した後に、配水管の移動や延長、下地補修工事などを行う必要があります。

段差があるトイレの場合は、和式トイレを撤去した後に、床の段差部分を解体し、下地補修工事を行いますので、その分の費用が余計にかかります。

なお、トイレスペースが狭いと、通常の大きさのタンク付き洋式トイレを設置できないことがあります。その場合はコーナー設置タイプ(コンパクトリフォームモデル)の便器を選ぶしかありません。

どのような工事がご自宅に最適なのかは、業者に現地調査をしてもらって提案してもらい、しっかり話し合って決めてください。

トイレのリフォームで補助金や減税制度は使えるの?

介護目的でトイレをリフォームする場合は、「介護保険」が適用してもらえるケースがあります。

また、バリアフリーや節水型トイレへの変更など、省エネ目的で行う改修工事は、介護保険だけでなく、「リフォーム補助金」「リフォーム減税制度」の活用も視野に入ってきます。

これらの制度は自治体ごとに要件や補助金額が異なりますから、利用したいと思ったら、各自治体のホームページなどを確認しておきましょう。

業者によって得手不得手がある

トイレリフォームは、業者によって得意分野と苦手分野がはっきり分かれます。

たとえば水道修理業者は単純なトイレ交換を請け負ってくれるところが多く、全体的なリフォームには対応していないところが多いです。

全体的なトイレリフォームを検討しているのであれば、リフォーム業者を選ぶことをおすすめします。

プロの一言アドバイス

補助金などの制度については、行政の窓口に聞いてみることでもわかりますが、業者に相談してみるのもいいでしょう。
補助金などの制度も含めてリフォームプランを練ることができれば、二度手間を防いで計画を進めることができるでしょう。

トイレリフォームに失敗しないためのポイント

ポイント

最後に、トイレリフォームを失敗させないために覚えておいてほしいことを解説します。

将来を考えてリフォームする

1つ目のポイントは「将来を考えてリフォームする」ことです。

たとえば、高齢の家族がいるけれども、まだ介護の必要がないという場合でも、数年たつうちには介護が必要になることも十分ありえます。

そうした場合には、トイレリフォームを機にバリアフリー対応のトイレにリフォームしておくことも検討するべきです。

何回もリフォームして余計なお金を無駄遣いせず、将来を見すえてトイレをリフォームすることをおすすめします。

予算とリフォームの範囲を決める

2つ目のポイントは「予算とリフォームの範囲を決める」ことです。

業者の言うとおりに計画を進めてしまうと、場合によっては当初予定していなかったオプションまでいつのまにか盛り込まれてしまうことがあります。

最初から予算とリフォーム範囲を明確にしておき、それをベースに業者と話し合うことで余計な費用の発生を抑えるようにしてください。

要望をしっかり伝える

3つ目のポイントは「要望をしっかりと伝える」ことです。

トイレをリフォームするとなると、家族からもさまざまな要望が出てくると思います。しかし、業者にそれをきちんと伝えなければ、その要望をかなえるようなリフォーム工事をしてもらえない可能性があります。

業者との話し合いにはきちんと時間をかけて、こちらの家族の要望を残らずしっかりと伝えるようにしましょう。

コンセントの有無を確認する

4つ目のポイントは「コンセントの有無を確認する」ことです。

温水洗浄便座やセンサーライトには電源が必要です。

それらを設置したいのにコンセントがトイレ内にないと、トイレ内にコンセントを増設する工事が必要になります。

その分だけ費用と工期がかかりますので、事前にきちんと利用可能なコンセントがトイレ内にあることを確認しておきましょう。

床材に問題がないか確認する

5つ目のポイとは「床材に問題がないか確認する」ことです。

水濡れなどの影響で、トイレの床材が傷んでいるケースもあります。

その場合はトイレリフォームに際して床材も交換したほうがいいかもしれませんので、あらかじめ傷みなどが発生していないかどうかをチェックしておいてください。

プロの一言アドバイス

タンクレストイレに交換する場合は、ご家庭の水道管水圧が十分かどうかを確認してください。
お金はかかりますが、業者に事前調査を依頼して水圧をチェックしてもらうこともできます。

【まとめ】しっかり検討して失敗しないトイレリフォームを実現しよう

多摩住設

トイレリフォームは一生のうちに何度もすることではありません。相応のお金もかかりますので、失敗したくはないですよね。

入念に計画を練り、業者としっかり相談したうえで契約して、後悔しないトイレリフォームを実施してください。

トイレのリフォームをお考えの方は、府中・調布・三鷹・立川を中心に地域密着で対応している多摩住設まで、お気軽にご相談くださいませ!

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トイレ交換・リフォーム会社|多摩住設
修理・交換の流れ

多摩住設のトイレ交換は
簡単3ステップ!

① お問い合わせ

お電話もしくはメールにて、希望商品・希望訪問日・その他相談など、お気軽にご連絡ください。

② お伺い・お見積もり

お客のご自宅にお伺いさせていただき、ご希望・ご要望に合う内容でお見積もりいたします。

③ 修理・交換工事

資格を持つ技術スタッフが、修理・交換工事の内容について丁寧に説明し、安全に施工いたします。

トイレ交換・リフォーム会社|多摩住設
Q&A

よくある質問

Q

現地見積りは本当に無料ですか?

お見積りは現地の設置状況確認(寸法)と、お客様の取り付けたい機器などのヒアリング・マッチング確認・金額提示が主な作業になります。これらはすべて無料です。

Q

写真見積りなどありますが、現場確認は必要ですか?

弊社ではお客様は素人の方と考えております。現場確認せずに発注した便器を工事当日設置できないなど、色々なトラブルを避けるため、弊社では現場確認は重要と考えています。しかし、工事を急いでいる・寸法品番など分かっている場合はヒアリングの上、早急な工事も請け負っています。

Q

予想外の工事になった場合追加料金はかかりますか?

工事中想定してなかった事は(目視など確認出来ない所)たびたびあるものです、軽微なことは追加料金はかかりません。

Q

水回り工事はどのようなことができますか?

弊社は指定給装置工事事業者及び指定排水設備工事事業者ですから、給排水管工事・トイレリフォーム・洗面化粧台交換・システムキッチン交換・ユニットバス交換・蛇口交換・給湯器交換・水道管取り換え修理・内装工事(クロス張替え)(床張替え)など、上記以外にもありますのでお問い合わせください。

Q

保証期間は何年ですか?

保証期間は機器については添付の保証書によります。工事保証は3年です(接続箇所の水漏れ・機器の取付不良)ただし既設配管の老朽化・以前の施工不良・壁中・床下は保証外となります。

Q

蛇口の水漏れ・トイレの水漏れなど軽微な修理に対応できますか?

水道水漏れはよくあることです、日ごろから水道局からの依頼にも対応しておりますので、お気軽にご連絡してください。

Q

家の外部にある排水マスが壊れたのですが修理できますか?

弊社は指定排水設備工事事業者資格を保有しておりますので、工事実績が多数あります、ご相談・お見積りお伺いいたします。

Q

トイレの交換に要する時間はどのくらいかかりますか?

平均とさせていただきますが、
(洋式便器交換)約1~2時間
(洋式便器+床クッションフロア張替)約1.5~3時間
(洋式便器+クロス張替え+床クッションフロア)約4~7時間が目安です。
階段があるなど、シチュエーション・天気のコンディションなどによっても変動します。

Q

即日工事は可能ですか?

お住まいが近い・当日トイレがないと困る・緊急性が高い場合など・弊社の状況次第可能な範囲で受付してます。TELで確認おねがいします。

Q

ホームページにない品番・組み合わせなどの見積もり及び施工はできますか?

弊社が対応できる範囲であればほとんどが可能です。お問い合わせください

Q

施主支給でも対応してもらえますか?(商品お客様支給)

対応しています。近場ですと下見も可能です、取り付けるものが合わないなど、間違いがないように用意おねがいします。まずはTELかメールでお問い合わせください。

Q

アパートのオーナーですが、現状回復工事は可能ですか?

内装工事・水道工事・細かな修理などあると思いますが弊社が得意とする所です、現地にてお見積りいたします。

対応エリア・店舗情報

対応エリア

多摩地区地図

多摩地区全域

府中市、調布市、三鷹市、立川市、八王子市、町田市、西東京市、小平市、日野市、東村山市、多摩市、武蔵野市、青梅市、国分寺市、小金井市、東久留米市、昭島市、稲城市、東大和市、狛江市、あきる野市、清瀬市、国立市、武蔵村山市、福生市、羽村市、瑞穂町、日の出町
※奥多摩町、檜原村は対象外となります。

その他対応エリア:所沢市、入間市、杉並区、練馬区


※上記以外の地域に関しましては、ご相談ください。

店舗情報

株式会社多摩住設ロゴ

〒187-0045 東京都小平市学園西町1-1-18 1F

営業時間 / 9:00~18:00

定休日 / 日曜日

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ご質問、ご相談、お見積もりなど、
どんなことでも構いません。
多摩住設までお気軽にご連絡ください。

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フリーダイアル0120-915-278

FAX / 042-348-5039

営業時間 / 9:00~18:00

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※「リモート無料見積もり」をご希望の方は画像の添付をお願いします。
【必須】便器の品番がわかる画像
【必須】給水管がわかる画像
【その他】トイレ全体(真上・正面)、コンセントの形状がわかる画像など

参考添付画像

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